人間の進化を辿ると、そこには必ずと言っていいほど新しい道具を取り入れたことが大きな要因となり、文明が発展してきたことが伺えます。
中でも、銃と鉄の存在は非常に大きく、これらの使いこなしが下手な民族は欧米諸国に侵略されてきました。
日本でも、織田信長が火縄銃を使って長篠の戦いで勝利しましたよね。
ビジネスの世界でも、これはまったく同じです。
しかし、残念なことに未だに手書きで記録を書いたり、パソコンの立ち上げに15分もかかるようなデバイスを使っている法人を見ることは少なくありません。
我々を取り巻く外部環境はどんどん変化しているのに、その変化に対応できない法人が今後どのように発展するのか、安易に想像ができてしまいます。
企業が衰退しないためには、生産性を向上させる必要があります。
そして、生産性を上げるには、大きく分けて3つの選択肢があります。
1、自分のスキルを上げる
2、生産性が高い人にお願いする
3、道具を使う
です。
この3つの中で、一つでも実践すれば業務効率は大幅に改善されます。
では、この3つの中で最も手っ取り早く業務効率を向上することができるものは何か。
それは、【3、道具を使う】です。
では、私がなぜ道具に積極的に投資をするよう提唱するのか。
それは、道具に投資をすることが生産性をあげるうえで最も合理的だからです。
まず、自分のスキルを上げるとするとそれなりに時間がかかります。年単位で時間がかかります。
また、生産性が高い人に頼むとしたら、それなりのお金がかかってしまいます。
すると、自然と「道具を使う」という選択肢が残ります。
私の場合、
・できる限り最新のノートパソコン
・デュアルディスプレイ
・ScanSnapと断裁専用のカッター
・シュレッダー
などの最低限のハードウェアは揃えています。
また、データを共有したりコミュニケートできるように
・Dropbox
・ケアズ・コネクト
などのソフトウェアは必ず有料会員になっています。
たとえば、デュアルディスプレイは、活用だけで効率性が40%も上がるのに、なぜかみんな使っていません。
たった数万円でできるのですから、デュアルディスプレイを活用しない理由が見つかりません。
厳しい言い方をすれば、あえてハンデ戦をすることで忙しい自分を作っているとしか思えません。
私の場合、自分自身はもちろん、スタッフにも上記5つは必ず揃えるようにしています。
また、24時間交代の勤務体制を取っている施設などは、
社内コミュニケーションが複雑化しているケースが非常に多くみられます。
その際、社内コミュニケーションが図れるソフトウェアなどの存在は欠かせません。
特に、ケアズ・コネクトはその全てを網羅していると言っても過言ではないでしょう。
スタッフの顔を見なくても、すぐ隣にいるかのような「存在感」がケアズ・コネクトにはあります。
しかしながら、こういう話をすると「だって、お金がかかりますよね」と言う人がいますが、
例えばパソコン等は額によっては会社の「資産」になります。
経費と資産は、全く違った概念だと言うことを忘れてはいけません。
中長期的視点を持てば、投資した分は余裕で元が取れますので安心してください。
このように、道具に投資するという事は、無駄なことをやめて社内の限られたリソースを集中し最大化することに繋がります。
まさに、生産性の向上に繋がるのです。
そして、スタッフに「無駄なことをさせない」というのも、大切な報酬の一つだということを肝に銘じて、
今すぐ道具(ハード・ソフトの両方)に投資し、それを積極的に活用して生産性向上にコミットしましょう。