皆さんは夜勤って好きですか。
夜勤をしたことがある方もない方もいらっしゃると思いますが、皆さんは夜勤に対してどんな印象を持たれていますでしょうか。
様々な理由から、夜勤が好きな方、苦手な方と分かれるのではないかと思います。
そんな今回は、とある介護施設での夜勤勤務の流れをご紹介します。
介護の仕事をしたことがある方もない方も、夜勤の経験がある方もない方も是非参考に読んでいただけると幸いです。

日中の勤務についてもご紹介しておりますので良ければこちらもチェックしてみてください。

16:50 出勤

出勤すると、まずは打刻をしてから着替え始めます。
着替えが終わったら、最新の介護記録を見て、利用者様の様子や状態等を確認します。

17:00 夜勤スタート まずは申し送りから

今日は17時~34時(翌10時)までの勤務です。
時間になったら申し送りが始まります。(申し送りとは...シフトの交代時、次の担当者に口頭や日誌などでその日に起こった情報等を共有します。)

ケアズ・コネクト上でも申し送りが可能です。これまでは紙にメモしていたことをケアズ・コネクトのチャットに記録したり、「今日はフロアの人数が少ないため、全員集まって申し送りが出来ない…」といった場合もチャット機能を使えばリアルタイムで申し送りが可能になります。

基本パックについて←詳しくはこちらをチェック

申し送りが終わったら、夕食の食事介助や服薬介助を行います。

18:00 就寝介助(ナイトケア)

夕食を食べ終わった方から就寝介助を始めていきます。(就寝介助とは...寝る前の着替えや口腔・排泄ケア、薬の管理など)
この時間は、日勤帯の職員さんと一緒に就寝介助を進めていきます。
利用者さんのご飯を食べるスピードもそれぞれ異なるので、早く就寝介助を進めたいけど進められないといったことがよくあります。反対に皆さん食べるのが早い日もあるので、そんなときは「早く横になりたい」とおっしゃられ、いつもより急がなければならない日もあります。
急ぐことも大事ですが、一人ひとり丁寧に進めていくことも忘れてはならないので、そこがすごく難しいポイントです。

20:00 記録・片付け・掃除等

無事に就寝介助が終わったら、介助の記録が漏れているところを記録したり、夕食後の片付けや、フロアの掃除をします。落ち着いていたら少し息抜きできる時間でもあるので、夜ご飯を食べたり(職場による)も可能です。
就寝介助が終わっても、フロアや施設内を徘徊(徘徊とは...認知症の中核症状の影響で現れる症状のひとつ)される方もいらっしゃいます。そのため、お部屋から出て来られたり、うろうろされている方がいる場合は、声を掛けたりコミュニケーションを取ったりします。
落ち着かれてお部屋に戻られても、数分しないうちにまた出て来られることも多いので、入眠されるまで対応が必要です。
この時間になると、夜勤帯の職員のみになるので、1フロアを1人もしくは2人で見守る形になります。

22:00 巡視・排泄ケア

1回目の巡視をします。巡視の間隔は事業所ごとに異なりますが、1時間~3時間に1回の頻度で行います。お一人ずつのお部屋を訪室して、ご利用者さんの状態を確認します。小さな音でも目覚めてしまう方もいらっしゃるので、なるべく音を立てないように確認します。ただ、最近では見守りセンサーが普及してきているため、毎回訪室しなくても、タブレットやスマートフォンなどで確認をする事業所も増えています。

また、排泄ケアが必要な利用者さんがいらっしゃる場合は、訪室してトイレ介助やオムツ交換を行います。終わったら記録をしていきます。

記録が終わったら、次の巡視まで時間があるので、その間に休憩して仮眠を取ったり、休憩時間以外でも落ち着いていたら自分の好きなことをする時間に充てることもできます。(資格の勉強をしたり本を読んだりおやつを食べたり...)好きなことが出来るかは事業所によるかもしれません。

25:00 巡視

2回目の巡視に回ります。
このぐらいの時間は、仮眠ができていてもすごく眠たい時間です。眠たいですが、転倒や急変などがあればすぐに対応しなければならないため、目を覚まして見回ります。
いつ急変等が起こっても対応できるように、普段からマニュアルを読み込んだり流れを練習しておくことが大切です。

28:00 巡視・起床介助(モーニングケア)

3回目の巡視の時間です。巡視が終わったら、起床介助を始めていきます。(起床介助とは、起床してから洗顔や歯磨き、着替えや排泄等のケアをすること)
起こしてもなかなかすぐに起きてもらえないことも多いので、工夫して声かけをしたり、起こす時間をずらす等の対応をします。
また、決まった介助以外でもナースコールが鳴ったら対応しなければならないため、この時間は夜勤帯でも特に忙しい時間帯になります。
そして日勤帯の職員の方が出勤されたら、夜間に起きたことをお伝えして、一緒に起床介助をしていきます。

32:00 朝食

朝食の時間になったら朝食を配膳し、一人で食べることが難しい方には食事のサポートをします。食事の前後にお薬がある方は、確認してから飲んでいただきます。

33:00 朝の申し送り・排泄ケア・口腔ケア

夜勤帯にあった出来事を日勤帯の職員の方々にお伝えします。
終わったら朝食後の排泄ケアや口腔ケアを行います。

34:00(翌10:00) 退勤

夜勤帯の記録や業務が終わったらこれで終了です。
夜勤が無事に終わると、個人的にですがすごく解放感があります。長時間の夜勤の場合だと、初めは長く感じますが慣れてくると意外とあっという間ですよ。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました。
皆さんは夜勤に対してどのようなイメージを持たれましたか。
とある介護施設では、このような流れで夜勤をしています。
夜勤は夜勤でも、介護施設によって業務内容も少し異なっていたりするかと思います。
夜勤をされている方もされていない方も、参考にしていただけますと幸いです。

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