優しさとは 〜介護チームを育むために〜

私は、答えのないことを考えるのが癖のようで、ついつい物思いにふけることが多々あります。
ここ最近、「優しさ」とは何だろうと考える機会がありました。
人によって定義や価値観は違うと思いますが、皆さんは「優しさ」とは一体どのように定義されていますか?

私は、優しさとは想像力だと思っています。
想像力がある人はとても優しく、心が豊かであると考えています

例えば、「こういう言い方をしたら、相手を傷つけてしまうかもしれない」だとか、
「こうすれば、きっとあの人は喜んでくれるだろう」と相手を想って一歩先を想像することは、優しさに直結すると考えています

この想像力が欠如していると、知らぬ間に相手を傷つける言動をとってしまい兼ねません。
特に、今日ではSNSが私たちの生活の一部になっていることもあり、いつでもどこでも気軽に自分の思いを世界中に発信することができるようになりました。
しかも、匿名でも可能なので、それを盾に簡単に人を傷つけることができる社会になったと言い換えることもできます。

この便利さを、どのように活用するかは私たちに課された大きな問題です。
そのためにも、豊かな人間関係を育むためには、想像力がとても大切な能力の一つだと考えています。
その想像力を鍛えるためには、様々な価値観に触れることが大切だと思っています。
特に、自分と正反対の性格の人や、普段関わることのない仕事をされている方など、色々な方と接する中で、自然と想像力が育めると思います。


一方、想像力が乏しいと、つい主観的になり過ぎてしまい、自分の知識や経験のみを頼ってしまうことになります。
そうなると、他者の話に耳を傾けることができず、偏った情報のみを鵜呑みにしてしまうことになりかねません。
とにかくたくさんの経験が必要と言えるでしょう。


そして、本当に優しい人とは、相手のためを思って本来ならば言いたくないこともきちんと伝えようとすることでもあります。
本来ならば、それを伝えることで相手が傷つくかもしれないと思うと、一瞬でも躊躇してしまいます。
優しい人ほど、相手を傷つけたくないと思いますもんね。
しかし、きちんと誠実に愛を持って相手に向き合うことそが、真の優しさだと思っています。


つまり、想像力を豊かに発揮することこそが、誰かを想い、相手の気持ちになって物事を考えられるのだと思います。
そして、自分の思いを素直に言葉にして、愛情を持って他者に接することが真の優しさに直結するのだと思います。

ぜひ、優しい世界を築くためのも一人ひとりの想像力を大切にしたチームを育んでいってください。

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