あなたには、仕事をするうえで尊敬する人はいますか?
また、その人のどんな点を尊敬していますか?
私には、メンターがいます。
メンターとは、いわゆる「仕事上の指導者・助言者」という意味です。
あなたの職場でも、先輩が後輩を教える「メンター制度」のようなものがあるかもしれませんね。


私の場合は、ジャンルごとにかなり細かくメンターを分けています。
たとえば、
・マーケティングについて学ぶなら、この人!
・セールスについて学ぶなら、この人!
・ファイナンスについて学ぶなら、この人!
といった具合に、全国各地でその道のプロフェッショナルの方々に弟子入りしています。
その業界において圧倒的に成果をあげている方のみにアプローチをして、懇願して弟子にしてもらっています。よって、私には随時8~12名ほどのメンターがいます。


しかし、私がそのメンターに一生ついていくことはあり得ません。
なぜなら、私がメンターよりも成果を上げることができ、成長することができた場合はそのメンターから卒業するからです。つまり、メンターの存在に絶対に依存しないということです。
優しいメンターがいるとついつい甘えてしまうんですよね(笑)。「これ教えてください~」って、すぐに聞いてしまいがちです。
ちょっと考えれば答えがでるようなことも、すぐに依存していまいます。これでは、新入社員レベルに逆戻りです。


マンガのドラえもんは、ご存知でしょうか。
のび太を助けるために未来からやってきたドラえもんですが、ドラえもんの道具に依存ばかりするのび太君がいつまでたっても成長できないのは、ドラえもんの(道具の)存在がある意味でのび太君の成長を妨げているとも言えます。
本当にのび太君に成長してもらいと思っているのであれば、すぐに四次元ポケットから道具なんて渡してはダメです。
ドラえもんの道具というものは、本来は世の中を良くするための道具であって、決してのび太君を依存させる道具であってはならないのです。

このように、のび太君がドラえもんに依存するように、メンターに依存すればするほど、自立できなってしまいます。

逆に、私を依存させるようなメンターからもすぐに離れるようにしています。ビジネス倫理から外れるよう場合や、ビジネスの本質的なことからズレる場合なども、すぐに離れます。
例えば、私をタクシー代わりに呼び出したり、買い物の使い走りに利用する場合です。
こういった人は、私を依存させて成功への道を閉ざし、人の夢を壊す典型的なドリームキラーです。あなたの周りにもそういう方がいるようならば、即刻離れましょう。

また、私の周りには「私の尊敬する人は、松下幸之助さんです」とか「スティーブ・ジョブズに憧れています」などと言われる方がいます。
もちろん、私もその方々は尊敬していますし、何冊も何回も本を熟読しました。
世の中に圧倒的インパクトを与えた素晴らしい方々です。しかし、一点だけ欠点があります。
それは、その方々から「的確なフィードバックが、必要なタイミングで得られない」ということです。
私たちが成果をあげるためには、その道のプロフェッショナルとなる方に、とにかく的確なフィードバックをもらい続ける環境が最も大切です。
尊敬する人は何人いても構いません。しかし「本を読んで感動した」というだけで終わらせては、お金と時間をかけて読書したことがほぼ無意味になるでしょう。
大事なのは、あなたが成果をあげるためにどのように行動したかです。
そして、その結果、どのように社会が良くなったのか、です。

そのためには、つまり圧倒的に成果を上げている方々から的確なフィードバックをもらい続ける環境が築けるかどうかが何よりも大切です。
そして、「この人すごい!」とピンときたら、すぐに会いに行きましょう。
時間が取れないのであれば、手紙を書きましょう。そして、メンターになってもらいましょう。

チャンスはいつだって目の前にたくさん転がっています。
そのチャンスを手にするか否かは、あなたの行動力とほんのちょっとの勇気だけです。

良きメンターを見つけるには、まずはいろんな人と仲良くなることが大切!
ケアズ・コネクトには人と仲良くなる仕組みが多くあります。その中でも「フレンドチャット」は仲間づくりに最適!
良き仲間を見つけ、深い会話をしながら自分にピッタリのメンターを探してみてはいかがでしょうか??