「2021年10月10日・11日はデジタルの日」として、記念日が制定されています。


デジタルの日って何?

そもそもデジタルの日って何でしょう?
公式サイトの冒頭にこのようなメッセージがありました。

デジタルの日は、デジタルに触れ、
使い方や楽しみ方を見つける日。
年に一度の、デジタルの記念日です。
実は、今年初めて創設されました。

テーマもあります。#デジタルを贈ろうです。
たとえば、祖父母に、タブレット端末を贈る。
子どもと、プログラミング教室に行ってみる。
仕事なら、業務のデジタル化にチャレンジしてみる。

馴染みのないデジタルを知り、触れる機会を、
あなたの周りの大切な人と作りませんか。
もっと楽しいかも。より便利になるかも。

そんなみんなのアクションが、
日本の「人に優しいデジタル社会」を進めていく
きっかけになることを願っています。

https://digital-days.digital.go.jp/

といったことが記載されていました。

デジタルの日に合わせて様々な取り組みが

この日に合わせて著名な方たちが声を寄せていたり、
各業界で望まれるデジタル化ってなんでしょう?を皆で考えたり、
10/10日曜日にはYouTubeでの生配信イベントなどもあるようですね!

「介護 × デジタルって本当に必要なのかな・・」を改めて考える

介護の世界にもデジタル化(業界的にはICTロボットと言われることが多いかもしれないですね)を考える大きな流れはここ数年で非常に大きくなってきた印象を私自身も持っています。

私達は、介護ICTを推進する会社ではありますが、コーポレートメッセージとして以下のように発信しています。

一部抜粋 /

IoTやAIなど、テクノロジーの世界は絶え間なく進化を続けますが、
後先を考えずに最新テクノロジーを導入するのではなく、
「良い介護、あるべき介護には何が必要なのか?」を、
現場の皆さんとのお話をヒントに取捨選択・構築していくことが大切だと私たちは考えています。

手書きノートの良さや、対面の温かさ、目指す介護への敬意など、みなさんが大切にされているものを理解し、私たちは介護ICTをデザインします。

株式会社ブライト・ヴィー
飯田友一

https://brightvie.me/

よくICTの対極として「アナログ」という言葉が使われますよね。

果たして「アナログ」という表現が正しいかどうか定かではありませんが、私たちは全ての物事に対して何がなんでもICTにした方がいい!とは言いきれないと常々思っているところがあります。

ICTの会社として矛盾を感じられる部分もあるかもしれませんが、手書きの良さは必ずあると思いますし、実際私たちの会社の中でも多くの手書き作業があります。

やらなくちゃいけないことの書き出しは付箋に書き出して整理するのはいいですよね。

他にもプレゼン資料を作る時にも手書きは重宝しています。頭の中を整理してから、パワーポイントやkeynoteに向かうのは大事なようです。

ICTは「使い所」かなと思います。

  • 情報をみんなに一気に届けたい
  • カレンダーなど、みんなで最新の情報を参照したい
  • 書き溜めて、後から検索したい
  • 内容をグラフ化したい

このような内容は、ICTとの相性が非常に良く、生産性向上を目指しコストカットを考えたい事業所にとっては、是非取り組まれるといい内容ではないかなと考えています。

上の例にあげたものをキーワードとしてまとめると、

  • 共有
  • スピーディ
  • 探す
  • 効率化

といったキーワードにまとめられるのかもしれません。

介護記録、介護保険請求、情報共有、人材管理、勤怠管理、給与計算、会計システム、見守りロボット、ケアプランAIなどなど、介護業界には今多くのICT化の波が来ています。

みなさんが今、本当に使いたいデジタルやICTはこの中に入っていますか?新しい発想がありますか?
10月10日と10月11日は、私も改めて「デジタル」を考える2日にしたいと考えています。