厚生労働省では、介護現場におけるICT化を進めています。
ICTの活用については、従来の紙媒体での情報のやり取りを抜本的に見直し、ICTを介護現場のインフラとして導入していく動きが求められています。
厚生労働省「介護現場におけるICTの利用促進」https://www.mhlw.go.jp/stf/kaigo-ict.html
自治体によっては「勤怠管理」や「コミュニケーション」「人材管理」なども助成対象となることもあり、助成金を活用したICT化は、沖縄県を含む全国の多くの介護事業所のICT化を下支えしています。 また、全国共通の「IT導入補助金」は、年間を通じて開催され、先述の「勤怠管理」をはじめ様々なソフトウェアが対象となり、活用シーンがより広がっています。
助成金名称 | 申請期限 | 申請期限 |
2023/10/06(金)
|
補助額、補助限度台数 (1)介護ロボットの導入に伴う経費 ① 補助対象経費の実支出額の合計に 補助率「3/4(※)」又は「1/2」を乗じた額を算出します。 ※補助率3/4の適用を受けようとする場合は、次の1及び2の要件をともに満たす必要があります。 少なくとも見守りセンサー、インカム・スマートフォン等のICT機器、介護記録ソフトの3点を活用し、従前の介護職員等の人員体制の効率化を行うことを予定していること。 利用者のケアの質の維持・向上や職員の休憩時間の確保等の負担軽減に資する取組を行うことを予定していること。 ② ただし、1機器あたりの補助上限は次の通り 移乗支援・入浴支援の介護ロボット 100万円 上記以外 30万円 ③ 1回あたりの限度台数は、利用定員数の2割の数(1台未満切上げ)とする。 ④ 1計画につき、1回の補助とする。 (2)見守り通信環境整備 ① 補助対象経費の実支出額の合計に 補助率「3/4(※)」又は「1/2」を乗じた額を算出します。 ※補助率3/4の適用を受けようとする場合は、次の1及び2の要件をともに満たす必要があります。 少なくとも見守りセンサー、インカム・スマートフォン等のICT機器、介護記録ソフトの3点を活用し、従前の介護職員等の人員体制の効率化を行うことを予定していること。 利用者のケアの質の維持・向上や職員の休憩時間の確保等の負担軽減に資する取組を行うことを予定していること。 ② ただし、補助上限は150万円とする ③ 1事業所につき、1回の補助とする |
「キャリアアップ助成金」は、非正規雇用の労働者または有期雇用の労働者(有期契約、短時間労働、派遣労働など)の、介護事業所内でのキャリアアップを促進することを目的とした制度です。労働者の正社員化や処遇改善の取り組みを実施した事業主に対して、国から助成金が支給されます。