厚生労働省では、介護現場におけるICT化を進めています。
ICTの活用については、従来の紙媒体での情報のやり取りを抜本的に見直し、ICTを介護現場のインフラとして導入していく動きが求められています。
厚生労働省「介護現場におけるICTの利用促進」https://www.mhlw.go.jp/stf/kaigo-ict.html
自治体によっては「勤怠管理」や「コミュニケーション」「人材管理」なども助成対象となることもあり、助成金を活用したICT化は、香川県を含む全国の多くの介護事業所のICT化を下支えしています。 また、全国共通の「IT導入補助金」は、年間を通じて開催され、先述の「勤怠管理」をはじめ様々なソフトウェアが対象となり、活用シーンがより広がっています。
介護報酬算定時に提出を求められる「従業者の勤務体制及び勤務形態一覧表」は、普段のシフト作成+タイムカード打刻(QRコードやスマホアプリ等)だけで、自動的に作成されるようになります。
予定と実績それぞれの勤務表が、厚生労働省推奨フォーマットで自動出力されます(エクセル版・CSV版あり)。
助成金名称 | 申請期限 | 補助率・補助上限額 | 補助対象・区分・要件 |
2022/07/25(月)
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【補助率】 次の要件を満たす事業所は4分の3、それ以外の事業所は2分の1とする。 導入計画書において目標とする人員配置を明確にしたうえで、 見守りセンサーやインカム、介護記録ソフトの3点を活用し、 職員の負担軽減等を図りつつ、人員体制を効率化させる場合。 【補助上限額】 1法人当たりの補助上限額を 100 万円とした上で、次に算出された額以内の金額で補助を行うこととする。 移乗支援・入浴支援: 100万円 上記以外: 30万円 見守り機器の導入に伴う通信環境整備 100万円 【補助台数】 介護ロボット導入に伴う助成1回当たりの導入台数 必要と認める台数とする。 |
「キャリアアップ助成金」は、非正規雇用の労働者または有期雇用の労働者(有期契約、短時間労働、派遣労働など)の、介護事業所内でのキャリアアップを促進することを目的とした制度です。労働者の正社員化や処遇改善の取り組みを実施した事業主に対して、国から助成金が支給されます。