介護現場の課題を解決し
スタッフ定着を創るチームICT

【令和6年度】
茨城県 介護ICT・介護ロボット補助金
全国版 IT導入補助金2024

目次

1. 茨城県での介護ICT活用促進事業について

厚生労働省では、介護現場におけるICT化を進めています。

ICTの活用については、従来の紙媒体での情報のやり取りを抜本的に見直し、ICTを介護現場のインフラとして導入していく動きが求められています
厚生労働省「介護現場におけるICTの利用促進」https://www.mhlw.go.jp/stf/kaigo-ict.html

自治体によっては「勤怠管理」や「コミュニケーション」「人材管理」なども助成対象となることもあり、助成金を活用したICT化は、茨城県を含む全国の多くの介護事業所のICT化を下支えしています。 また、全国共通の「IT導入補助金」は、年間を通じて開催され、先述の「勤怠管理」をはじめ様々なソフトウェアが対象となり、活用シーンがより広がっています。

2. 茨城県含む全国共通
「IT導入補助金2024」
最大150万円補助!


介護報酬算定時に提出を求められる「従業者の勤務体制及び勤務形態一覧表」は、普段のシフト作成+タイムカード打刻(QRコードやスマホアプリ等)だけで、自動的に作成されるようになります。
予定と実績それぞれの勤務表が、厚生労働省推奨フォーマットで自動出力されます(エクセル版・CSV版あり)。

資料のお取り寄せはこちら

3. 茨城県の補助金状況

助成金名称 申請期限 申請期限
2023/06/15(木)
(1)ロボット介護機器導入に係る経費
次のアからウのすべての要件を満たすロボット介護機器を導入する際に、発生する費用の1/2を補助する(上限30万円)。
ア 目的要件
①移乗介護、②移動支援、③排泄支援、④見守り・コミュニケーション、⑤入浴支援、⑥介護業務支援
①~⑥のいずれかの場面において使用するもの。
イ 技術的要件
次のいずれかの要件を満たす介護ロボットであること。
ロボット技術を活用して、従来の機器ではできなかった優位性を発揮する介護ロボット。
経済産業省が行う「ロボット介護機器開発等推進事業(開発補助)」において採択された介護ロボット。
ウ 市場的要件販売価格等が公表されており、一般に購入等ができる状態にあること。
2)見守り機器を効果的に活用するために必要な通信環境の整備に要する経費
次のア~ウにかかる経費について、その1/2を補助する(上限750万円)。ただし、(1)ア④の見守り機器を導入していることが前提である。
ア Wi-Fi環境を整備するために必要な経費
イ 職員間の情報共有や職員の移動負担を軽減するなど効果・効率的なコミュニケーションを図るためのインカム導入に係る経費
ウ 介護ロボット機器から得る情報を介護記録にシステム連動させるためのウェアラブル端末、ゲートウェイ装置等の導入係る経費
その他最新情報は「茨城県 公式サイト」をご確認ください。

4. 一般助成金

キャリアップ助成金

 「キャリアアップ助成金」は、非正規雇用の労働者または有期雇用の労働者(有期契約、短時間労働、派遣労働など)の、介護事業所内でのキャリアアップを促進することを目的とした制度です。労働者の正社員化や処遇改善の取り組みを実施した事業主に対して、国から助成金が支給されます。
  • 正社員化コース
    契約社員や派遣社員・パート・アルバイトを正社員や無期社員に転換した場合に 1人転換するごとに1人当たり57万円(年間最大1080万円)助成されます。
  • 障害者正社員化コース
    障害者の雇用を促進するとともに職場定着を図る目的で、例えば中小企業で重度身体障害者を有期雇用から正規雇用へ転換した場合、1人当たり120万円助成されます。
    詳細
  • 賃金規定等改定コース
    すべてまたは一部の有期契約労働者等の基本給の賃金規定等を増額改定し昇給した場合、助成金が支給されます。例えば20人の昇給を実施した場合は、1人当たり28,500円合計570,000円が助成されます。
  • 賃金規定等共通化コース
    非正規雇用労働者と正規雇用労働者に共通する賃金規定を策定し適用した場合、1事業所当たり57万円が助成されます。
  • 賞与・退職金制度導入コース
    有期雇用労働者等を対象に賞与・退職金制度を導入し支給又は積立てを実施した場合、1事業所当たり38万円が助成されます。
  • 選択的適用拡大導入時処遇改善コース
    非正規雇用従業員や短時間労働者に対して、より手厚い年金や保険制度などの「社会保険の選択的適用拡大」を労使合意に沿って導入した場合、1事業所当たり19万円が助成されます。
  • 短時間労働者労働時間延長コース
    週所定労働時間を3時間以上延長し新たに社会保険に適用した場合、1人当たり22万5千円が助成されます。