厚生労働省では、介護現場におけるICT化を進めています。
ICTの活用については、従来の紙媒体での情報のやり取りを抜本的に見直し、ICTを介護現場のインフラとして導入していく動きが求められています。
厚生労働省「介護現場におけるICTの利用促進」https://www.mhlw.go.jp/stf/kaigo-ict.html
自治体によっては「勤怠管理」や「コミュニケーション」「人材管理」なども助成対象となることもあり、助成金を活用したICT化は、茨城県を含む全国の多くの介護事業所のICT化を下支えしています。 また、全国共通の「IT導入補助金」は、年間を通じて開催され、先述の「勤怠管理」をはじめ様々なソフトウェアが対象となり、活用シーンがより広がっています。
介護報酬算定時に提出を求められる「従業者の勤務体制及び勤務形態一覧表」は、普段のシフト作成+タイムカード打刻(QRコードやスマホアプリ等)だけで、自動的に作成されるようになります。
予定と実績それぞれの勤務表が、厚生労働省推奨フォーマットで自動出力されます(エクセル版・CSV版あり)。
助成金名称 | 申請期限 | 補助率・補助上限額 | 補助対象・区分・要件 |
2022/05/20(金)
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1/2・最大30万円/1台 事業所で必要とする台数分 |
介護ロボット機器 | |
1/2・最大750万円/1事業所 | 見守り機器を効果的に活用するために必要な通信環境の整備に要する経費(タブレット、スマートフォン、パソコン、モニター等) | ||
終了
ICT導入支援事業
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2022/05/20(金)
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1/2・最大260万円/1事業所 | ・介護ソフトウェア (介護記録、情報共有、標準仕様やLIFE対応のための改修経費も含む) ・クラウドサービス ・タブレット端末やスマートフォン等のハードウェア (介護現場で利用者の情報を確認し、その場で介護記録を完結できるタブレットなど、ICT技術を活用したもの) ・ネットワーク機器の購入・設置 ・保守・サポート費 ・導入設定 ・導入研修 ・セキュリティ対策 ・ICT導入に関する他事業者からの照会等に応じた場合の経費 |
「キャリアアップ助成金」は、非正規雇用の労働者または有期雇用の労働者(有期契約、短時間労働、派遣労働など)の、介護事業所内でのキャリアアップを促進することを目的とした制度です。労働者の正社員化や処遇改善の取り組みを実施した事業主に対して、国から助成金が支給されます。