厚生労働省では、介護現場におけるICT化を進めています。
ICTの活用については、従来の紙媒体での情報のやり取りを抜本的に見直し、ICTを介護現場のインフラとして導入していく動きが求められています。
厚生労働省「介護現場におけるICTの利用促進」https://www.mhlw.go.jp/stf/kaigo-ict.html
自治体によっては「勤怠管理」や「コミュニケーション」「人材管理」なども助成対象となることもあり、助成金を活用したICT化は、茨城県を含む全国の多くの介護事業所のICT化を下支えしています。 また、全国共通の「IT導入補助金」は、年間を通じて開催され、先述の「勤怠管理」をはじめ様々なソフトウェアが対象となり、活用シーンがより広がっています。
助成金名称 | 申請期限 | 申請期限 |
2023/06/15(木)
|
(1)ロボット介護機器導入に係る経費 次のアからウのすべての要件を満たすロボット介護機器を導入する際に、発生する費用の1/2を補助する(上限30万円)。 ア 目的要件 ①移乗介護、②移動支援、③排泄支援、④見守り・コミュニケーション、⑤入浴支援、⑥介護業務支援 ①~⑥のいずれかの場面において使用するもの。 イ 技術的要件 次のいずれかの要件を満たす介護ロボットであること。 ロボット技術を活用して、従来の機器ではできなかった優位性を発揮する介護ロボット。 経済産業省が行う「ロボット介護機器開発等推進事業(開発補助)」において採択された介護ロボット。 ウ 市場的要件販売価格等が公表されており、一般に購入等ができる状態にあること。 2)見守り機器を効果的に活用するために必要な通信環境の整備に要する経費 次のア~ウにかかる経費について、その1/2を補助する(上限750万円)。ただし、(1)ア④の見守り機器を導入していることが前提である。 ア Wi-Fi環境を整備するために必要な経費 イ 職員間の情報共有や職員の移動負担を軽減するなど効果・効率的なコミュニケーションを図るためのインカム導入に係る経費 ウ 介護ロボット機器から得る情報を介護記録にシステム連動させるためのウェアラブル端末、ゲートウェイ装置等の導入係る経費 |
「キャリアアップ助成金」は、非正規雇用の労働者または有期雇用の労働者(有期契約、短時間労働、派遣労働など)の、介護事業所内でのキャリアアップを促進することを目的とした制度です。労働者の正社員化や処遇改善の取り組みを実施した事業主に対して、国から助成金が支給されます。