厚生労働省では、介護現場におけるICT化を進めています。
ICTの活用については、従来の紙媒体での情報のやり取りを抜本的に見直し、ICTを介護現場のインフラとして導入していく動きが求められています。
厚生労働省「介護現場におけるICTの利用促進」https://www.mhlw.go.jp/stf/kaigo-ict.html
自治体によっては「勤怠管理」や「コミュニケーション」「人材管理」なども助成対象となることもあり、助成金を活用したICT化は、兵庫県を含む全国の多くの介護事業所のICT化を下支えしています。 また、全国共通の「IT導入補助金」は、年間を通じて開催され、先述の「勤怠管理」をはじめ様々なソフトウェアが対象となり、活用シーンがより広がっています。
助成金名称 | 申請期限 | 補助率・補助上限額 | 補助対象・区分・要件 |
2023/09/22(金)
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補助額 移乗介助: 100万円 入浴支援: 100万円 移動支援: 30万円 排泄支援: 30万円 見守り・コミュニケーション支援: 30万円 介護業務支援: 30万円 見守りセンサーの導入に伴う通信環境整備: 750万円 補助率 補助対象経費の1/2 一定の要件を満たす場合3/4 【補助率引上げ(1/2 → 3/4)の要件】 次の(1)~(2)の要件に全て該当する場合のみ、補助率を3/4に引上げます。実績報告時に要件を満たさないことが判明した場合は、補助率は1/2を適用します。 (1)(イ)見守りセンサー、(ロ)インカム・スマートフォン等のICT機器、(ハ)介護記録ソフトの(イ)~(ハ)を全て活用し、従前の介護職員等の人員体制の効率化を行うことを予定していること (2)介護ロボット等を導入し、利用者のケアの質の維持・向上や 職員の業務負担軽減に資する効果的な取組みを行うことを予定していること ※介護ロボット等は、1台あたりの補助上限額です。 ※見守りセンサーの導入に伴う通信環境整備は、1施設あたりの補助上限額です。 ●前年度からの改正点:以下の項目を要件に追加 「科学的介護情報システム(LIFE(ライフ))」による情報収集に協力すること介護ロボットの導入活用により、業務の改善・効率化が進められ、職員の業務負担軽減やサービスの質の向上など生産性向上を図られるとともに、収支の改善が図られた場合には、職員の賃金へも適切に還元することとし、その旨を職員等に周知すること ※介護ロボット補助金申請にあたっての留意事項 令和4年度より介護ロボット導入支援研修(基礎編)の動画研修のオンライン受講を、労働環境改善支援事業(介護ロボット補助金)の申請要件としています。 |
「キャリアアップ助成金」は、非正規雇用の労働者または有期雇用の労働者(有期契約、短時間労働、派遣労働など)の、介護事業所内でのキャリアアップを促進することを目的とした制度です。労働者の正社員化や処遇改善の取り組みを実施した事業主に対して、国から助成金が支給されます。