厚生労働省では、介護現場におけるICT化を進めています。
ICTの活用については、従来の紙媒体での情報のやり取りを抜本的に見直し、ICTを介護現場のインフラとして導入していく動きが求められています。
厚生労働省「介護現場におけるICTの利用促進」https://www.mhlw.go.jp/stf/kaigo-ict.html
自治体によっては「勤怠管理」や「コミュニケーション」「人材管理」なども助成対象となることもあり、助成金を活用したICT化は、広島県を含む全国の多くの介護事業所のICT化を下支えしています。 また、全国共通の「IT導入補助金」は、年間を通じて開催され、先述の「勤怠管理」をはじめ様々なソフトウェアが対象となり、活用シーンがより広がっています。
助成金名称 | 申請期限 | 補助率・補助上限額 | 補助対象・区分・要件 |
2023/07/21(金)
|
補助金の交付額等 (ⅰ)介護ロボット ア 補助額 1機器につき補助額30万円。ただし、60万円未満のものは価格に2分の1を乗じて得た額が上限。 イ 介護ロボット導入計画との関係1計画につき、1回の補助とする。 (ⅱ)見守り機器の導入に伴う通信環境整備 ア 補助率 1事業所につき補助対象経費の実支出額の合計に補助率3/4または1/2を乗じた額とイに定める補助上限額とを比較して、少ない方の額とする。 イ 補助額 1事業所につき、750万円を上限とする。 ウ 介護ロボット導入計画との関係1事業所につき、1回の補助とする。 (ⅲ)補助上限額 一法人あたりの申請上限額は、介護ロボット申請金額および、見守り機器の導入に伴う通信環境整備申請金額を合計し、最大1,500万円とする。 |
「キャリアアップ助成金」は、非正規雇用の労働者または有期雇用の労働者(有期契約、短時間労働、派遣労働など)の、介護事業所内でのキャリアアップを促進することを目的とした制度です。労働者の正社員化や処遇改善の取り組みを実施した事業主に対して、国から助成金が支給されます。