介護現場の課題を解決し
スタッフ定着を創るチームICT

【令和6年度】
千葉県 介護ICT・介護ロボット補助金
全国版 IT導入補助金2024

目次

1. 千葉県での介護ICT活用促進事業について

厚生労働省では、介護現場におけるICT化を進めています。

ICTの活用については、従来の紙媒体での情報のやり取りを抜本的に見直し、ICTを介護現場のインフラとして導入していく動きが求められています
厚生労働省「介護現場におけるICTの利用促進」https://www.mhlw.go.jp/stf/kaigo-ict.html

自治体によっては「勤怠管理」や「コミュニケーション」「人材管理」なども助成対象となることもあり、助成金を活用したICT化は、千葉県を含む全国の多くの介護事業所のICT化を下支えしています。 また、全国共通の「IT導入補助金」は、年間を通じて開催され、先述の「勤怠管理」をはじめ様々なソフトウェアが対象となり、活用シーンがより広がっています。

2. 千葉県含む全国共通
「IT導入補助金2024」
最大150万円補助!


介護報酬算定時に提出を求められる「従業者の勤務体制及び勤務形態一覧表」は、普段のシフト作成+タイムカード打刻(QRコードやスマホアプリ等)だけで、自動的に作成されるようになります。
予定と実績それぞれの勤務表が、厚生労働省推奨フォーマットで自動出力されます(エクセル版・CSV版あり)。

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3. 千葉県の補助金状況

助成金名称 申請期限 申請期限
2024/08/14(水)
1.対象事業者
千葉県内に所在する介護保険法に基づく指定又は許可を
受けた介護サービス事業者
※住宅型有料老人ホーム、住宅型有料老人ホームに該当する
  サービス付き高齢者向け住宅等は補助対象外です。
2.補助金申請必須要件・優先採択事業所
【介護ロボット・ICT導入支援要件】
 千葉県介護業務効率アップセンターで配信している、介護業務
 改善研修キックオフ動画を視聴、活用していること。
 令和6年12月末までに機器を導入し、実績報告を行うこと。
(導入可能時期は9月頃を見込んでいます。)
【優先採択事業所】
 ・介護業務効率アップセンターで開催する業務改善研修に全回
  参加する事業所または千葉県介護現場における働き方改革促進
  事業のモデル施設 
 ・介護ロボットとICT機器を組み合わせて導入する事業所
 ・令和5年4月~事前申請日までに、1週間以上試用貸出を行い、
  その結果、導入を進める事業所
  (要証明書類、ICTはインカム導入の場合のみ。)
 ・介護ロボットを申請をする場合は、重点分野(6分野13項目)の
  介護ロボットまたは経済産業省で採択された介護ロボットを
  導入する事業所
3.補助金交付額
 税抜き補助対象経費の4分の3(千円未満は切捨)を最大補助します。
【介護ロボット申請上限額】1事業所あたり740万円まで
【1台あたりの補助上限額】
「移乗介護」、「入浴支援」、「その他」のロボット
  ⇒ 1台につき100万円
 それ以外のロボット ⇒ 1台につき30万円
 見守り機器の導入に伴う通信環境整備(パッケージ型導入のICT枠
 での申請)⇒ 1事業所につき職員数に応じて最大260万円
その他最新情報は「千葉県 公式サイト 高齢者向け福祉サービス」をご確認ください。

4. 一般助成金

キャリアップ助成金

 「キャリアアップ助成金」は、非正規雇用の労働者または有期雇用の労働者(有期契約、短時間労働、派遣労働など)の、介護事業所内でのキャリアアップを促進することを目的とした制度です。労働者の正社員化や処遇改善の取り組みを実施した事業主に対して、国から助成金が支給されます。
  • 正社員化コース
    契約社員や派遣社員・パート・アルバイトを正社員や無期社員に転換した場合に 1人転換するごとに1人当たり57万円(年間最大1080万円)助成されます。
  • 障害者正社員化コース
    障害者の雇用を促進するとともに職場定着を図る目的で、例えば中小企業で重度身体障害者を有期雇用から正規雇用へ転換した場合、1人当たり120万円助成されます。
    詳細
  • 賃金規定等改定コース
    すべてまたは一部の有期契約労働者等の基本給の賃金規定等を増額改定し昇給した場合、助成金が支給されます。例えば20人の昇給を実施した場合は、1人当たり28,500円合計570,000円が助成されます。
  • 賃金規定等共通化コース
    非正規雇用労働者と正規雇用労働者に共通する賃金規定を策定し適用した場合、1事業所当たり57万円が助成されます。
  • 賞与・退職金制度導入コース
    有期雇用労働者等を対象に賞与・退職金制度を導入し支給又は積立てを実施した場合、1事業所当たり38万円が助成されます。
  • 選択的適用拡大導入時処遇改善コース
    非正規雇用従業員や短時間労働者に対して、より手厚い年金や保険制度などの「社会保険の選択的適用拡大」を労使合意に沿って導入した場合、1事業所当たり19万円が助成されます。
  • 短時間労働者労働時間延長コース
    週所定労働時間を3時間以上延長し新たに社会保険に適用した場合、1人当たり22万5千円が助成されます。